Ubuntuでバックスラッシュと円記号を区別する

Windowsに慣れている人は、バックスラッシュ「左上から右下に向かう直線」と円記号「Yと=を重ねた形」が同じ字形になっているフォント(MS明朝やMSゴシック、メイリオ)にも慣れていて、両者を文脈から区別できます。

Ubuntu 9に導入されていたVLゴシックではバックスラッシュと円記号の字形は区別されていたので、こういう識別能力は必要ありませんでした。しかし、10.04で導入されたTakaoゴシックでは両者は区別しにくいため、Ubuntuユーザにもこの能力が必要になりました。ちなみに、拙著『Webアプリケーション構築入門』では、WindowsとUbuntu、Macを想定OSにしていることもあって、わかりやすいようにバックスラッシュの字形は「左上から右下に向かう直線」にしています。

しかし、慣れていない人にとって、この区別はちょっと難しいと思うので、VLゴシックのようなバックスラッシュと円記号の字形が違うフォントを使い続けた方がいいでしょう。Windowsの場合は、そういうフォントを利用していても、Officeのように、どちらの文字も円記号の字形で表示するようなアプリケーションがあって困るのですが、Ubuntuの場合はそういうことはありません。

VLゴシックを導入方法は以下の通りです。

sudo apt-get install ttf-vlgothic
sudo gedit /etc/fonts/conf.d/69-language-selector-ja-jp.conf

69-language-selector-ja-jp.confというファイルが開くので、以下のように修正します。

<match target="pattern">
  <test qual="any" name="family">
    <string>monospace</string>
  </test>
  <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
    <string>VL ゴシック</string>
    <string>Takaoゴシック</string>
    <string>IPAゴシック</string>
    <string>IPA モナー ゴシック</string>
    <string>UmePlus Gothic</string>
    <string>梅ゴシック</string>
    <string>さざなみゴシック</string>
    <string>東風ゴシック</string>
  </edit>
</match>

修正を有効にします。

sudo fc-cache -f

端末を再起動して、フォントが変わったことを確認します。

お約束ですが、文字コードや字体、字形について詳しく知りたい人は、拙著『Webアプリケーション構築入門』を参照してください。

2 thoughts on “Ubuntuでバックスラッシュと円記号を区別する

  1. なんか、フォント変えると目がかわいくなくなってしまうね・・・

    • 字体の区別よりも、デザインのほうが重要なことが多いでしょうね。

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