TVドラマ「ノーコン・キッド」から見るゲーム30年史

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誰でも知っている、エポックメイキングなゲームは必ず通らなきゃダメだろう(p.157)

というわけで、私くらいの年代で、ゲーセンやファミコンで遊んだことのある人なら誰でも知っているゲームをネタにしたテレビドラマ、「ノーコンキッド」が2013年に放映されました。Blu-rayDVDにもなるみたいです。描かれたのは1996年まで。その後の「音ゲー」ブームやモンハン、携帯ゲーム、弾幕シューティング文化、「DOOM」から始まるFPS、海外の流れなどで続編を作りたいという考えもあるそうです(Blu-rayやDVDの売上次第?)。

私は第2話のドルアーガの塔の音楽で、小学生の頃の冬休みが一気にフラッシュバックしてきました。当時を知っている人は、ドラマを視ていなくても、ドラマのあらすじとドラマで描かれた時代のゲームをまとめた『TVドラマ「ノーコン・キッド」から見るゲーム30年史』を読むと、とても懐かしい気持ちになるでしょう。もっと若い人は、教養として通らなきゃダメです。

アーケードの筐体を動く状態で保存し続けるのは大変ですが、ゲームの歴史を記録することは、これからもっと難しくなるでしょう。ファミコン等のゲームはエミュレータとROMからの吸い出し(法的には問題がある)でなんとかなります。初代SimCityのようにオープンソースにすることは、記録のためにはいいのですが、ゲーム業界にとっていいかどうかはよくわかりません。オンラインゲームなんかは、20年後にドラマで扱おうとしても、プレイするのは難しいでしょう。プレイ動画を保存しておいて、俳優をCGで合成するくらいしかないかもしれません。人間のプレイヤーをAIでシミュレートできるようになるかもしれないので、とりあえず、コードはちゃんと保存しておいてもらいたいです。

各話のキータイトル紹介ページの備考欄の、今プレイするための情報を、バーチャルコンソールを中心にちょっと補足。

参考文献リストなし・索引なし