パリの女は産んでいる

パリの女は産んでいる―恋愛大国フランスに子供が増えた理由 (ポプラ文庫)中島さおり著(ポプラ文庫)

  • 本文とあとがきでフォントを変えるのはいいのだけれど、両方とも明朝体(游明朝体と小塚明朝かな?)を使った意図をはかりかねた。
  • フランス人のほうが、欲望を政策に反映させるのがうまいようだ。その技術に違いがないのなら、単に日本が遅れているだけなのかもしれない。
  • もしフランスのようにしたいのなら、見た目はかっこいいけど中身はがちがちの保守の政治家に投票しないようにすべきだと思う。
  • フランスでは子どもも革靴。「靴は革。底も丈夫で、踵が動かないよう、丈があって紐で縛るものでなきゃだめ」(p.280)

引用の引用(日本の場合。引用元は参考文献にある佐々木正美『子どもへのまなざし』だと思うのだけど、すぐには見つからなかった。)

子供をどこまでも受け入れて、望みをかなえてあげなさい。望みをかなえすぎたからといって子供がわがままになるというようなことはない。どこまでも受け入れてもらえた、愛されたという経験が、その人間の自信を作り、節度と礼儀を知る立派な人間の基礎になるのだ。(p.278)

フランス人はこういう考え方はあまりしないらしい。