拙著『Webアプリケーション構築入門(第2版)』の5.3節「Twitter API」は、以下のような構成になっています。
- XMLの処理(Java)
- JSONの処理
- PHP
- JavaScript
- コラム:JSONP
Twitter APIの大部分は、OAuthと呼ばれる認証が必要なのですが、この節の目的はHTTP通信でよく使われるXML形式とJSON形式のデータの処理方法を紹介することだったので、認証の不要なパブリックタイムライン https://dev.twitter.com/docs/api/1/get/statuses/public_timeline を採用していました。
教育的には便利なこのAPIが、先日廃止されてしまったため、5.3節のほとんどのコードが動かなくなっていました。ほとんどすべてのサンプルが動く形で提供されていることを一つのウリにしている書籍で、これはいけません。
というわけで、JSON処理の部分だけ,動くように修正しました。(XML処理の部分はあきらめます。)
https://github.com/taroyabuki/webbook2/tree/master/src/05
第三者のWeb APIを書籍で使うリスクについて、お伝えしました。