Mathematicaにはセルオートマトンのための汎用関数が用意されているので、簡単にセルオートマトンの一種であるライフゲームで遊べます。
しかし、初期状態を用意するのが面倒なので、ウェブの画像から初期状態を作ってみましょう。やり方は、QRコードの数値化と同じです。画像処理なんかしなくても、LifeWikiを探せば有名なものはだいたい見つかるでしょうが、こういうことは、別の機会に役立つかもしれません(Wolfram CDF Playerがインストールされていれば実際に動かすことができます。RSS Readerでは何も見えないかもしれません)。
(* 画像を読み込む *) gun = Import[ "http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e0/Game_of_\ life_glider_gun.svg/610px-Game_of_life_glider_gun.svg.png"]; (* 白黒にし、数値化する。 *) data = ImageData@Binarize@gun /. {0 -> 1, 1 -> 0}; (* 同じ値がいくつ続くかを調べる *) unit = Take[Union[Flatten[Length /@ Split@# & /@ data]], 2]; (* サンプリングし直す *) init = data[[Min@unit + 1 ;; Length@data ;; Total@unit, Min@unit + 1 ;; Length@data[[1]] ;; Total@unit]]; (* アニメーションにする *) ListAnimate[ArrayPlot /@ CellularAutomaton[{224, {2, {{2, 2, 2}, {2, 1, 2}, {2, 2, 2}}}, {1, 1}}, {init, 0}, 150]]
Ver. 11.1以降では,最後の部分を次のようにも書けます。
(*アニメーションにする*) ListAnimate[ArrayPlot /@ CellularAutomaton["GameOfLife", {init, 0}, 150]]
この方法にも限度はあるので、人類が作り上げてきたものを堪能したいという人は、Gollyのような専用ソフトウェアがおすすめです。