『Webアプリケーション構築入門(第2版)』のカバーデザイン

なぜ? 科学文明の継承者たちは、ずっと本を出版してたんでしょう。貴志祐介『新世界より』(講談社, 2011)

震災の影響で少し遅れましたが、先日やっと拙著『Webアプリケーション構築入門』が出版されました。

この本は、2007年に出版した『初級プログラマのためのWebアプリケーション構築入門』の改訂版という位置付けなのですが、この間に別の書籍を2冊執筆しているので、私の4冊目の著書ということになります。4冊目ともなると少し気持ちに余裕が生まれるのか、内容(文字情報)以外にも試したいことが出てきました。

カバーデザインもその一つです。「いつかこの人に自分の本のカバーをデザインしてほしい」と密かに思っていた方に、今回わがままを言ってお願いしてしまいました。『ハッカーと画家』『Code Reading』『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』など、数々のすばらしい書籍のカバーデザインを手がけられている轟木亜紀子さんです。

恐れ多いことですが、これらの名著と私の本の間には、「轟木さんがカバーをデザインした」という自明ではない共通点があるのです。

できあがったのはこのとおり、すばらしいカバーです。

内容? 名著とはいきませんが、とてもいいと思いますよ。