教養と専門


東京大学出版会の新刊2冊。

教養のためのブックガイド『メタマジック・ゲーム』について、

これを読み通すことのできる大学生は、もはや絶滅したのではないだろうか(p.153)

とあるが、このブックガイドの選者でこれを読み通すことのできる人はあまりいないのではないかと、とりあえずこれを読んだちょっと前まで学生だった私は思うほど偏りがある。『ファインマン物理学』を入れられずにSix Easy Piecesを紹介するなんて。石井洋二郎「読んではいけない本15冊」が東大生には救いか。

東京大学本郷キャンパス案内お散歩ガイドとしても有用だろうが、帝國大學の香りが残るマンホールの蓋の写真など、資料性も高い。ただ、キャンパスを歩いていて気になる肖像画・肖像彫刻の全貌をつかむことは容易ではなく、リストも存在しないという(p.36)。それは残念。

ハノイマニア


ホフスタッダーによれば、ハノイの塔は最もエレガントな再帰法の例

64枚の円板をすべて移動させたとき、世界は終末を迎え、すべては塵と消える(メタマジック・ゲーム

Hanoimania! では、108のプログラミング言語でハノイの塔を実装している。sedHanoiOS が見物。ただ、HanoiOS は最大で9枚までしかできないのが残念

言語はちょうどいい数になっているから増やすつもりはないのかもしれないが、Mathematica ならこんな感じか

hanoi[0, ___] := Null
hanoi[n_, to_, from_, using_] := (
    hanoi[n - 1, using, from, to];
    Print["move ", from, " to ", to];
    hanoi[n - 1, to, using, from];
    )
hanoi[n_] := hanoi[n, 3, 1, 2]

このページでは他にもVirtual PC上でたくさんのOSを動作させていたりしていて面白い