ホフスタッダーは名著『メタマジック・ゲーム』の中でルービックキューブについて次のように書いている。
はじめて電話でキューブの話を聞いたとき、私は物理的にあり得ないとまず思ったものだ。どう考えたって、おのおのの小体(略)がバラバラにならぬはずがない。(p.289)
この話を読んで、次のページに掲載されたルービックキューブの分解図を見て育った私は、さすがに「物理的にあり得ない」とか「実物を見るまで信じない」などということにはならないのだけれど、手に取ってみたい誘惑には逆らえず、1つ買ってきました、ボイドキューブ。
思えば、『メタマジック・ゲーム』というのはすごい本で、長く興味を持ち続けている話題の多くが、この本にルーツを持っている。P.293で紹介されているルービックキューブと素粒子物理学の類似もその一つ。例えば、
素粒子の世界では、足してちょうど整数値になるような電荷を持つクォークの組み合わせしか許されない。キューブの世界でも、ねじれの総計が整数値になるようなクォークの組み合わせしか許されないのである。(p.294)
あ、このルービックキューブ気になってたんですよ。
欲しいんですけどねーちょっとお財布の余裕が。
触ってみたいです。
「実に面白い」って一言書いてくださいよー!
> j.otsukaさん
事前に言ってもらえれば、オフィスに持っていきますよ。
> stsujiさん
実に面白い
よくわからないんですけど、
最近はそういうネタがあるんですか。
「実に面白い」は、今ちょっとだけ流行ってる映画のセリフです。
とてもお似合いだと思うので、今度直接言ってください。
mai.aさん
ああ、そういうことなんですか。全然知りませんでした。
使うと笑われそうなので気をつけます。