Lispは神の言語か


Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case Studies in Common LispLispは神の言語より

神は6日間で仕事を終えなければならなかった。
だからこそLispで書いた。

そんなことはないでしょう

なによりまず、発言にカッコがありません

神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。(創世記1:3)

がんばって探せば、新共同訳に見いだせますが、Lispのカッコではありません

計算機プログラムの構造と解釈

神は言われた。「いや、あなたの妻サラがあなたとの間に男の子を産む。その子をイサク彼は笑うと名付けなさい。わたしは彼と契約を立て、彼の子孫のために永遠の契約とする。(創世記17:19)

「光あれ。」でわかるように、(今日の)プログラミング言語よりは(今日の)自然言語に近いものを使っておられると思います。少なくとも、LispよりはPrologのような宣言的な言語のほうが近いでしょう

「LispはPrologを含んでいる」とLisperは言うかもしれません。たしかに、Lisp(あるいはScheme)をあつかった名著3冊(Paradigms of Artificial Intelligence Programming, On Lisp, 計算機プログラムの構造と解釈)すべてが「LispでPrologを実装するのは簡単」みたいなことを言ってはいます。でも、よく注意して読むと、そう簡単なものでもありません。『On Lisp』から引用しましょう

On Lisp―Advanced Techniques for Common Lisp

LispコンパイラはPrologではなくLispのための最適化を狙っている. Lispコンパイラの行う最適化に誤りはないが,低レベル過ぎる. (On Lisp)

「自分の好きな言語を最上の言語だと考える人の割合がLisperには多い」という不思議な現象について考察すれば、神の御心の一端がわかるかもしれません

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