全編にわたって「マネーとは何か」を考え続ける小説。満足できる答えが得られるとは保証できないけれど
人間はマネーを必要以上に求めたがる。これは民族を問わず普遍的な現実のようだ。日々の生活、将来への備え以上のものを、我々は求める。経済学が当然のことのように恒常的なインフレを『経済成長』という名で仮定するのはそのような人間の性が理由になっているのかもしれん(p.452)
それとは別に、この辺に惹かれる
このシステムを全員が使ったら、通貨市場がおもしろいことになるんじゃないか。その様子を見てみたい(p.344)
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川端 裕人 (著)